俳句と出会う

大学に入って、しばらくしてアルバイトを始めた。
学食の皿洗いのアルバイトである。
16時から19時で時給90円だったと思う。
このアルバイトは講義が終わって入ればいいし、
何より食券というのを割引で買えて
時給以上にメリットがあった。
さらに、働いた時間に10円程の賞与が寝ん2回支給された。
毎日、学校にくることになるし
とても学生には最適だった。
この職場で坪内稔典と出会った。
一緒に俳句をやろうよ、と誘われ
アルバイトの帰りに彼の住む寮を訪ねた。
同期の2人と、これも初対面なのだが
早速、4人で句会なるものが始まった。
 びしょんびしょん句会に誘ってくれてありがとう
その時、つくった俳句である。
その日は梅雨の真ん中で、雨が降っていたのだと思う。